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スパイ衛星の拡散 まなにえ

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2006年04月16日(日)

スパイ衛星の拡散

宇宙開発の歴史を振り返った場合、言うまでもなく多くの「初」はソ連が達成しています。そんな中、アメリカが早い時期にソ連よりも先行したのがスパイ衛星の開発でした。キーホール(KeyHole)/コロナ(Corona)と呼ばれたスパイ衛星システムは1960年8月18日に最初の衛星を回収まで含めて成功させました(詳細は例えばFASのサイトを参照)。

さて、ある程度拡散が進んだスパイ衛星ですが、新たに持とうという動きが二つほど重なったのでメモしておきます。いずれもニュースとしての信憑性は微妙と言わざるを得ませんが。

オーストラリア


サウスオーストラリア州向け、空のスパイ基地計画

オーストラリア生まれの宇宙飛行士が航空機発射式のミサイル転用ロケットで海岸線を監視する衛星をもつべきと述べ、科学大臣も興味を示しているという記事です。

航空機発射式ロケット(アメリカのPegasusでない限り未開発です)を使う点や、オーストラリアが独自に衛星を作れる根拠として"some universities are developing and flying their own satellites"などと言っている点など、計画があまりにも大雑把なのである意味驚きです。普通もう少し計画を練っているものと思うのですが。

もっとも、船舶監視に焦点を絞ればノルウェーのNCUBE-2のような小型の衛星もありですが。

トルコ


トルコのスパイ衛星計画は2000年頃からありましたが、経済状態の悪化や外交問題(衛星メーカとしてフランス企業を選ぼうとしたところにフランス議会でオスマントルコ時代の虐殺問題が出た件)などもあり頓挫していました。

しかし、Satellite News Digestによると2007年(つまり来年)に衛星を打ち上げるのだそうです。

http://www.sat-index.com/archive/display.php?id=2006041402(有料)
The Turkish Armed Forces (TSK) reportedly named its spy satellite, to be launched in 2007, Gokturk after the first state in history to use the name Turk.
(トルコ陸軍は2007年打ち上げ予定のスパイ衛星を「トルコ」の名前を使った最初の国家にちなんで「Gokturk(突厥)」と名づけた)

以前のキャンセルの後でメーカを決定したという話は聞いておらず、2005年7月の時点ではメーカも決まっていない状態だったはずなのですが。

ただし、まだ遅れる可能性は否定しませんがトルコがスパイ衛星の保有を希望しているのはおそらく確かだと思います。
QRCODE
投稿者 まなにえ 01:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 宇宙
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こちらもコメントありがとうございます。 そうですね、コストの問題... NEW (まなにえ) コメントありがとうございます。 反応が遅れてすいません。 衛星... NEW (まなにえ) ミノトウルはコストの安いミニットマンやピースキーパーの固体ミサイ... (ミサイルもリサイクル) 衛星打ち上げビジネスは熾烈化していますね、ゼーニットの海上打ち上... (宇宙商売競争) コメントありがとうございます。 反応が遅れてしまってごめんなさい... (まなにえ)
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