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まなにえ

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2006年06月

EADSはフランス、ドイツ、スペイン(、イギリス)の軍事航空宇宙企業が合併してでき、中でも力のある仏独が主導していますが、両国の拮抗する力ゆえにトップ層は両国で分配され、しばしば争いを起こしてきました。

今回は(エアバスの新機種遅れにより)フランスの議会で、大統領選を控えての政争も絡んで騒ぎになったようです。もっとも、ヨーロッパはあれだけの数の(しかもある程度力の近い)国が協力する割には(破綻する話が少ない程度に)うまくいっているように感じます。


ボーイング(Boeing)はコネクション(Connexion)航空機内通信事業を売却または破棄することを検討しているとの報道です。

国際線によく乗る人には結構影響があるのでしょうか。それともフライト中くらいはネットから自由になった方がいいのでしょうか。


反政府勢力LTTE(タミル・イーラム解放のトラ)との関係悪化の反映ということのようです。

電話にせよ放送にせよ、まとめて上空から放つことができる衛星はやはり特殊な性質をもつことを改めて認識させる一件です。


内容としては今後2年間でEUR15M(約22億円)をかけてACTSと呼ぶ将来的な有人型宇宙船の開発に関する諸々を検討する、というものです。諸々というのは開発の配分などで、つまるところ開発に加わるかどうかは未知数です。

ロシア主導の計画では、結局のところ有人宇宙技術をもつロシアが有利になるのは目に見えていますが、対米(、対中)オプションとしての意義もありますし。

しかしこんなところでも「JAXAは、ヨーロッパがロシアの計画に加わるならば日本も同様にするだろうと示唆した(JAXA, has indicated that, if Europe joins Russia in the program, Japan will do likewise.)」とか言及されてしまうのが日本の悲しいところです。連れ開発ですか。


テレサット・カナダ(Telesat Canada)は規模こそインテルサットやSESなどと比べればかなり小さいのですが衛星通信業界ではそれなりの存在感を示しています。親会社のベル・カナダ(Bell Canada Enterprise Inc.)はこれをC$1B(約1,000億円)で株式上場させる見通しだったのですが、教師基金にC$3B(3,000億円)で売却するという噂が出てきました。

この教師基金、C$96B(10兆円近く)もの資産をもっているBCEの大株主だとか。ものすごいですね。買収額も(例えばIntelsatによるPanAmSat買収額がUSD3.2B、つまり約3,700億円であることを考えれば)ものすごいと思いますが。

Telesat Canadaは以前から買収対象候補とみられていたようですが、現状を考えると同社を買収することで最も利を得るのはおそらくユーテルサット(Eutelsat)でしょう。他の大業者はいずれも北米向け衛星回線を十分(IntelsatはPanAmSat、SESはAmericom)もっており、Telesat Canadaを買う動機は弱いはずです。

ずいぶん前に扱ったネタですが、最初の発表から1年近くでようやく合併が完了するようです。


他に規制当局による承認は必要なく、インテルサット(Intelsat)によれば合併完了は7月3日の予定だそうです。


ロッキード・マーチン(LM)とボーイング(Boeing)の共同によるロケット打ち上げベンチャーULA(United Launch Alliance)について、どうやら連邦通商委員会(FTC)が許可を出す見込みだそうです。

LMの不満など色々ありましたが、果たしてこれで決まるのでしょうか。


15万ユーロ(約2,000万円)の研究予算を積んで募集だそうです。どうなりますことやら。


アメリカ気象庁(NOAA)をはじめて統一的に扱う、基本法と言える法案です。1年前に同様の法案がてこずったことを受けて微調整されていますが、今回はどうなるでしょう。


問題の出品:
ネットオークションのeBayに、国際宇宙ステーションを飛行したアメリカ南部連邦旗が出品されました。

この旗は南北戦争における南軍側の旗です。SpaceRefの元記事(最初のリンク)から分かるように、現在でもアメリカ人はこの旗には色々と敏感で、問題となりました。結局、出品物は偽物だったとして出品そのものがキャンセルされています。

もっとも、MSNBCの記事(2つ目のリンク)では、少なくともロシア側はISSに何でも送り込めることや、実際問題として給料の安いロシアの宇宙飛行士は物をもっていき後で売ることを挙げ、「実は本物」説を否定しないようにも見えます。少なくともアメリカ側でこのような物を運び、フライト後に売ることはできないようですが。

騒動としては終息でしょうが、文化的背景が色々と垣間見える一件といえます。

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コメントありがとうございます。 反応が遅れてしまってごめんなさい... (まなにえ) いつも良質のニュースをありがとうございます。 単なる感想で恐縮... (もっちゃん) コメントありがとうございます。 両者がサイズ的に異なるのは了解し... (まなにえ) Gxロケットは軽量、小型、低軌道向けの中型ロケット、H-2Aは静... (宇宙はロマン) コメントありがとうございました。 返信が遅れてすいません。 リ... (まなにえ)
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