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まなにえ

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2006年09月
「衛星を(かつての大型コンピューターに対する)PCのような(小さく手軽な)ものにする」と述べてスペースデヴ(SpaceDev)を設立したジム・ベンソンが会長職を降りると述べました。


今後は新しくたてたベンソン・スペース・カンパニー(Benson Space Company、BSC)でSpaceDevから調達する宇宙船(以前ドリーム・チェイサーDream Chaser)と呼んでいたもの)を使って宇宙飛行サービスを提供するとしています。

SpaceDevがPCのイメージでとんでもなく小さな衛星を構想していたのはなかなか面白かったのですが、今回のBSCはマイクロバブル?的にいくつもある「民間宇宙旅行企業」の一つとして埋没している感を受け、個人的には少々残念です。


ダナ・ローラバシャ下院議員がNASA長官の中国訪問を批判しているという内容ですが、問題はディフェンス・ニュース(Defense News)紙による「アメリカのスパイ衛星が中国上空に達した際にレーザーが照射された」という記事が紹介されている点です。

以前から画像スパイ衛星をレーザーで照射することにより一時的(出力によっては恒久的)に観測不能にする技術の開発が進められているという話はありましたが、これが宇宙での軍事競争への引き金になりかねない点は要注意です。それはレーザー照射が事実か否か(それが10年以内に明らかにされることはありえませんが)は問題ではない点にも注意が必要です。

(以下、9/29深夜に追記)

見ていたら、約1日以上前にこの話は日本でもニュースになっていたようですね。なんか間抜け……

それはともかく、他の英語ニュースソースをいくつか拾ってきました。


ランドサット(Landsat)といえば自動車地図の表紙にも書かれていたりするので、多少は一般に知名度のある衛星でしょう。現在は5と7が搭載機器の一部に故障をかかえつつ運用中ですが、数年前から後継ミッションについて行きつ戻りつの状態が続いています。

そう思っていたら、2006年の今になってもまだそういう状態のようです。


固定価格での調達(なるだけシンプルにまとめて安価にしようとするアプローチですね)を考えていたNASAに対して、バーバラ・ミクルスキー上院議員(Barbara Mikluski)が「もっと細かく作りこんでよ」とねじ込み、NASAは方針再検討だとか。

ミクルスキー議員は宇宙関連では有名人で、かなりの影響力をもつ宇宙開発(のうち自分がいるメリーランド州の取り分)推進派です。

いずれにせよ、まだまだやる気は出てないようです。

アメリカでは割と頻繁に人々の宇宙開発に対する関心を計るための世論調査が行われます。最近2つの調査が発表されています。


いくつかの結果は次のようになっています。

Gallupの調査


  • VSE(Vision for Space Exploration:宇宙探求ビジョン)については賛成が約3分の2、反対3割。昨年の結果と比べると賛意が減っているものの、かなりの高率。ただしVSEはシャトルの復帰から有人火星探査まで全て含むものなので、これを否定することは有人宇宙開発の全否定に近い
  • 宇宙におけるアメリカの成績を良いと評価するのが約7割弱、悪いという評価が2割強。この結果は昨年と比べて否定的評価が少し減った程度でほぼ同様

Dittmarの調査


  • VSEへの知見は2年前から今年にかけて明らかに減っている(15%近く)
  • VSEへの支持は1割減り(55%→45%)、反対(30%→40%)と接近している
  • 半数以上が「NASAは自分に関係ない」と回答し、4割弱が「NASAから意義のあるものは何一つ生まれていない」と回答している

タイムリミット


両調査がどの程度信用できるかはともかくとして、若い層が宇宙開発、特に有人宇宙開発にあまり高い評価を示さない傾向はおそらく存在するでしょう。アポロ11号の月着陸を自分の経験として持っている年代と、せいぜい知識でしか知らない年代とでは、有人宇宙開発の持つ意味は大きく異なります。


さらなる関係強化という流れです。

双方強みのある航空分野はともかく、宇宙分野は実際問題としてはロシアがかなり優位な状況です。もっとも、地味とはいえ実用的な領域では衛星の通信装置などはヨーロッパを含む旧西側先進国が有利なわけですが。

NASA長官として初訪問ですね。しばらく前から中国側関係者のアメリカ訪問などもありましたが、これで第一歩段階完了でしょうか。


2つ目の記事で気づいたんですが、帰りにおまけで日本にも寄るようですね。


少々気味が悪いのは、衛星バス(衛星の基本部分)がLM-7000シリーズであることです。昨年にも同じインテルサット、同じLM-7000シリーズの衛星で不具合が起こっています。

これがかつてヒューズ(Hughes)の衛星事業(現在はボーイング(Boeing))を凋落させたような設計上のものでないといいのですが。

ニュース・コープ(News Corp.)が保有するディレクTV(DirecTV)株をリバティ・メディア(Liberty Media)に売り払い自社株を回収するという話が出ています。

こういう重要な話を5日も遅れて扱う辺りが忙しさの悲しいあらわれというものです。


News Corp.はかつて衛星通信キャリアの買収を何度も試み、本社をオーストラリアからアメリカに移してまで(実際の順序は逆ですが)DirecTVを買収したものです。念願の買収企業株式を売却(自社株と交換)というのは、News Corp.の株式をLibertyが買い進めていたとはいえ、もう一つ解せない話と感じます。

Libertyはかつてブロードバンド衛星通信システムに参画していますし、元々ケーブルテレビキャリア(Tele-Communications)を保有していたこともあり、買収意欲があるのは特に不思議ではないのですが。


SBS(Satellite-Based Surveillance and reconnaissance)計画が準備されているという話です。当初の計画より1年強延長されているようですが、どの程度のものを準備しているのでしょう。

インドといえば既に2001年にTES(技術実験衛星;Technology Experiment Satellite)を打ち上げています。これは解像度1mとされる地球観測実験衛星です。

おそらくTESは名前の通り実験的な存在で、地上(というより組織など)を含めた準備状況から本格的な利用は容易ではないのでしょうが、5年もすればそれなりに変わっていることでしょう。

兵器。


鉛の少ない弾丸、煙の少ないグレネード弾、毒物の少ないロケット弾などだそうです。

色々と思考を誘うものがあるニュースなので取り上げてみました。

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最近のコメント
コメントありがとうございます。 反応が遅れてしまってごめんなさい... (まなにえ) いつも良質のニュースをありがとうございます。 単なる感想で恐縮... (もっちゃん) コメントありがとうございます。 両者がサイズ的に異なるのは了解し... (まなにえ) Gxロケットは軽量、小型、低軌道向けの中型ロケット、H-2Aは静... (宇宙はロマン) コメントありがとうございました。 返信が遅れてすいません。 リ... (まなにえ)
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