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まなにえ

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2007年04月

ボーイング(Boeing)は現在、「儲けがない」としてデルタ4(Delta 4)ロケットの受注をアメリカ政府のみに限定していますが、そのアメリカ政府による打ち上げが不足するので、一旦は撤退した商業的打ち上げに再参入するかも、というものです。

Delta 4は打ち上げ回数も少なく、成功といえる打ち上げはさらに少ないこと、また元々Delta 4は(少なくともロシアのProtonよりは)高いだろうことを考えると、商業的な打ち上げに復帰してもあまり受注できないような気がします。打ち上げ成功率では明らかに優位なライバルであるアトラス5(Atlas 5)ですら、商用打ち上げの受注はあまり多くないわけで。


日本の新聞サイトは記事がうまく検索できないので、英語版のみです。

JAXAの広報トップに「さかもと せいいち」氏(英語版なので漢字がわかりません)が就いたという記事です。ちなみにJAXAの組織図には反映されていないようです。

氏は国立天文台でチリに電波天文台を建設する国際プロジェクトにも関わっている方だそうですが、JAXAの英語版プレスリリースをまともなものにしていただければと思わずにはおれません。

参考


現行の衛星にはかなり古いものがあったり、本格的に使えるだけの数の衛星が整備されるのは先になるなどの問題がある、という内容ですが、興味深いのはグロナス(Glonass)で使われる衛星が一時的・意図的にシャットダウンされるということです。

older satellites are sometimes shut off in order to extend their service life
(古い衛星はサービス可能な寿命を延ばすために時々シャットダウンされる)

Some elements of the GLONASS cluster, which has no stand-by satellites, are regularly deactivated for maintenance purposes.
(GLONASSクラスター~予備衛星はない~の一部は、定期的にメンテナンスのために停止させられている)

ずいぶん不便な設計をされているのですね。ロシアはロケットでは非常に優秀ですが、商用衛星部門ではあまりぱっとしませんが、その理由の一部が透けて見えるような気がします。


先日ドニエプル(Dnepr)ロケットにより打ち上げられた衛星の1つであるMAST(Multi-Application Survivable Tether)実験衛星が信号をよこさないそうです。

テザー(tether)技術は長い線を軌道上で伸ばすもので、軌道変更などを低コストで可能にすると期待されていますが、うまくいった実験が少ないというのが率直な印象です。

それはともかく、今回のMASTで興味深いのは、MASTの所有者がテザーズ・アンリミテッド(Tethers Unlimited)という企業であるということです。今のところ実証段階にあるものを主テーマとした企業ができてしまう辺り、アメリカらしいと感じます(テザーどころじゃないほど未来な技術である軌道エレベーターの会社もありますし)。


上記記事のうちロイターは「oddly enough」ジャンル、つまり「変てこニュース」のものです。

問題の本は、次のリンク先で参照できます。


ちなみに、The Register紙(最初の記事)の評価は「SF本か兵器本でも買った方がいい」とのこと。

話のネタとしては面白いとは思います、きっと。


NASAのグリフィン(Griffin)局長が、問題となっている監査役ロバート・コッブ(Robert Cobb)氏との会議を記録したテープを破棄させたという問題が持ち上がっています。

関連項目は次の通りです。たぶん。


状況から考えて火を噴くこと確実な事象(テープ破棄)をあえて行ってしまう意図が謎です。


ぐだぐだと遅れが続くガリレオ(Galileo)衛星測位システムですが、EU閣僚が公式に懸念を表明しました。もちろん、だからといってすぐ進むというわけでもなく、当分はぐだぐだが継続するでしょう。

とりあえず止める考えはないようで、あくまで衛星測位システムを自前でもつという政治的意思は残っているようです。


アメリカ国務省は、「香港アジアサット、非公開化か」で述べた香港AsiaSatの株式非公開化(株式市場からの引き揚げ)について、これを認めない旨通告したようです。

上記両記事では今回の判断について匿名関係者の話を示し、「非公開化すると国務省がアクセスできなくなる懸念がある」としています。


アメリカ軍の技術実証衛星TacSat-2には画像撮影や信号傍受といったスパイ衛星機能が搭載されていますが、その管轄をめぐって軍と諜報機関が争っているようです。軍と諜報機関の勢力争いは以前から続いており、アメリカのスパイ衛星を管理するNRO(国家諜報局)も両勢力の中間におかれ、つなひきの場になったものでした。

TacSat-2自体は戦場ですばやく衛星による諜報情報を得るという実験を行うもので、アメリカ軍の現在の傾向に沿ったものといえます。


「グローバルスター、通話定額サービスを発表」への対抗か、イリジウム(Iridium Satellite LLC)も北アメリカ内の通話限定の格安通話料プランを発表・開始しました。

1分あたりの通話料を0.30~0.40ドルにするプランと、0.15ドルまで下げる「スーパー・ディスカウント」の2種類が目玉なようです。

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コメントありがとうございます。 反応が遅れてしまってごめんなさい... (まなにえ) いつも良質のニュースをありがとうございます。 単なる感想で恐縮... (もっちゃん) コメントありがとうございます。 両者がサイズ的に異なるのは了解し... (まなにえ) Gxロケットは軽量、小型、低軌道向けの中型ロケット、H-2Aは静... (宇宙はロマン) コメントありがとうございました。 返信が遅れてすいません。 リ... (まなにえ)
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