2008年06月
グーグルの共同設立者のセルゲイ・ブリン(Sergei Brin)氏が国際宇宙ステーションへの旅行を予約した件(spacetoday.net)について、ソユーズ(Soyuz)宇宙船などを提供する側であるロシアから、「聞いていない」との発言が出ているようです。
ロシア宇宙庁(Roskosmos,FSA)のトップであるアナトリー・ペルミノフ(Anatoly Perminov)氏は、「そのような計画についての情報はない。宇宙旅行は現在一時的な保留状態にある」と述べたそうです。
これについて、アメリカ側で仲介を行っているスペース・アドヴェンチャーズ(Space Adventures)社からは「Pernomiv氏のところには、Brin氏のフライトについて、まだ詳細な計画や日付が届いていないのだろう」と述べています。しかし、単に情報が十分でない状況での答えとは思い難い部分もあります。
とりあえずロシア側の反応について推測してみるテストです。もちろん根拠は何もありません。
- もっと前金をよこしなさい、というメッセージ
- 十分交渉が終わっていない時点で公表されたので不満、というメッセージ
- 発表を全面的にアメリカ側だけで行われて不愉快、というメッセージ
- その他
カナダのCOM DEV社といえばセンサー類などの開発でちょっとは知られた存在ですが、カナダでいくつかの超小型(10kg~100kgレベル)衛星が作られている傾向を受けて、超小型衛星プラットフォーム(基盤)を開発するそうです。
このクラスになるとできることも限られるので市場は狭く、イギリスSSTLのような強力なライバルもいる中でどう見通しがあるのかは分かりません。衛星本体の開発実績も不明瞭ですし。
記事本体とはずれるのですが、この記事によればカナダのMOST(Microvariability and Oscillation of STars)宇宙望遠鏡は60kgで、開発費は1,000万ドル(約10.6億円)だったそうです。また、NEOSSAT(Near Earth Orbit Surveillance Satellite)地球周回軌道監視衛星は開発中ですが940万ドル(約9.97億円)だとか。完全オーダーメイドとはいえ、結構高いというのが率直な印象です。
「XMとシリウス、両衛星ラジオ会社の合併が実現か?」にからんで、色々と否定的な応答も出ています。
現在この件を審議しているFCC(アメリカ連邦通信委員会)の部会委員長を務めるマイケル・コップス(Michael Copps)氏は、FCC委員長のコメントを受けても以前からの否定的な見方を維持しています。
こちらは衛星ラジオ(シリウス(Sirius)とXM)にとってのライバルを5つあげているものです。アメリカの事情は分かりませんが、iPodやネットラジオはわかるものの、他はなんか無理やりな印象を受けます。だいたいWiMAXまで言及してますが、アメリカのWiMAXなんて失敗以外には見えません。iPodなどは何年も流行っていることから見ても、全米で均一に放送を受けられる衛星ラジオはそれなりの市場をもっているように見えます。
もっとも、全体として衛星ラジオがうまくいくかは別問題ですが。上記記事でも言及している需要増加ペースの鈍化は事実ですし、先日指摘したように運営コストが当面あまり落ちないように見えるのもポイントです。どこかで片方のシステムに集約させれば衛星運用・調達コストを減らせそうですが……。
こちらはタイトルの通り、黒人議員達がマイノリティ番組の減少を懸念しているという内容。ヒスパニックの団体からは合併を支持する声があったのですが、色々ですね。
現在この件を審議しているFCC(アメリカ連邦通信委員会)の部会委員長を務めるマイケル・コップス(Michael Copps)氏は、FCC委員長のコメントを受けても以前からの否定的な見方を維持しています。
こちらは衛星ラジオ(シリウス(Sirius)とXM)にとってのライバルを5つあげているものです。アメリカの事情は分かりませんが、iPodやネットラジオはわかるものの、他はなんか無理やりな印象を受けます。だいたいWiMAXまで言及してますが、アメリカのWiMAXなんて失敗以外には見えません。iPodなどは何年も流行っていることから見ても、全米で均一に放送を受けられる衛星ラジオはそれなりの市場をもっているように見えます。
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こちらはタイトルの通り、黒人議員達がマイノリティ番組の減少を懸念しているという内容。ヒスパニックの団体からは合併を支持する声があったのですが、色々ですね。
先日の「インド軍、宇宙部門を創設」のフォローアップです。
インドのディーパク・カプール(?)(Deepak Kapoor)陸軍参謀総長は、宇宙部門にとどまらず三軍統合の宇宙司令部を設けることを提案しています。
Kapoor氏は宇宙システムを重視しているのか、既に陸軍では「陸軍宇宙ビジョン2020(Army Space Vision 2020)」というもの(おそらくは検討会議ならびに報告)を作成したり、「陸軍宇宙細胞(Army Space Cell)」という組織で訓練を進めているそうです。
ここでも中国の衛星破壊実験が宇宙軍拡競争の引き金として機能しつつある傾向が伺えます。
インドのディーパク・カプール(?)(Deepak Kapoor)陸軍参謀総長は、宇宙部門にとどまらず三軍統合の宇宙司令部を設けることを提案しています。
Kapoor氏は宇宙システムを重視しているのか、既に陸軍では「陸軍宇宙ビジョン2020(Army Space Vision 2020)」というもの(おそらくは検討会議ならびに報告)を作成したり、「陸軍宇宙細胞(Army Space Cell)」という組織で訓練を進めているそうです。
ここでも中国の衛星破壊実験が宇宙軍拡競争の引き金として機能しつつある傾向が伺えます。
アメリカFCC(連邦通信委員会)のケヴィン・マーティン(Kevin Martin)委員長は、2つの衛星ラジオ会社(XMとシリウス(Sirius))の合併案を承認する方向であることを表明しました。これが正式決定となれば、すでに司法省(DoJ)の承認も得ているため合併はほぼ確定となります。
合併が成立すれば顧客は倍増します(現状でSiriusもXMも同レベルの顧客数となっています)ので、確実に有利にはなるでしょう。とはいえ両社の衛星は飛ぶ軌道が既に違う(XMは静止衛星、Siriusは静止軌道を傾けたところを飛行)ほどなので、記事にある両社の衛星に対応するラジオ受信機を投入しても管理費用の急激な削減は難しいかもしれません。
「カザフスタンの放送衛星で障害」でも扱った、カザフスタン唯一の衛星KazSatが、どうやら故障から復帰が困難な状況になっているようです。コマンド送信への応答がないそうですが、それだけではどこの問題なのかは分かりかねるところです。
同衛星を管理するカザフスタン宇宙庁のトップはこの衛星のダメっぷりを嘲笑した(pour scorn on the poor quality of the satellite)とか。なおKazSatはロシア製です。ロシア製といえば(最近は信頼感が減っているとはいえ)ロケットについては比較的好評ですが衛星については旧ソ連以外の国でロシア製の衛星を購入するところは聞きません。
カザフスタンはロシア製を貶しまくった以上、次回の衛星はヨーロッパかアメリカから調達しなければなりませんね。お金はかかるでしょうが、カザフスタンの豊かな地下資源収入を充てれば可能でしょうし。
河村建夫(おそらく)議員がロイター通信に対して、現在のJAXAの2倍以上(4,000億円)の予算をもった「日本版NASA」を作りたいと述べたようです。
で、なぜかスパイ衛星も持たせるそうです(NASAは基本的に軍事衛星は管轄外ですし、アメリカのスパイ衛星はNROの管轄なのですが、誰が勘違いしているのでしょうか……?)。
現実味のない記事ですがメモ。
ヨーロッパでは政府系宇宙開発の中心をESA(欧州宇宙庁)が進めていますが、巨大システムとなると各国政府を調整しつつ確実に計画を推進する必要上、EC(欧州委員会)が中心的な立場をとります。ヨーロッパ版GPSであるガリレオ(Galileo)衛星測位システムや地球環境観測計画GMESが、こういう例に相当します。
しかし、ECとESAでは調達ポリシーが異なっており、これが衝突を生み出しているとか。ESAのポリシーは各国の出資額に応じて発注先を分配する、地理的配分則または公正配分則(geographical return, fair return)に従っていることが大きな問題となっています。ECは地理的な側面(要するに企業の所属国)を問わず、競争により最適な調達先を決めたい考えです。
もっとも、ESAが出資額に関係なく調達先を決めると、競争力の低い国はESAへの出資を減らして、代わりに自国内での計画をたてて、少しでも国内産業を育成しようと動く可能性があり、ESAとしても簡単にルールを変えられるわけでもないのだろうと推測されます。
「宇宙人のみんなもドリトスを食べよう!」で扱った件について、最優秀賞が決定しました。
ドリトス公式サイト(doritos.co.uk)にて最優秀賞などの作品が観られます。最優秀とされたのはTribe(部族)というものですが、なんというか……イギリス人のセンスはよく分かりません。あの国のジョーク番組は面白いと思うのですが……。
なお、宇宙人向けの広告放送も既に42光年先の星系に向けて送信されているとか。見る「人」(?)がいて光の速さで返答がきたらいいですね。作者(25歳だそうです)は生きているかもしれませんから。
ドリトス公式サイト(doritos.co.uk)にて最優秀賞などの作品が観られます。最優秀とされたのはTribe(部族)というものですが、なんというか……イギリス人のセンスはよく分かりません。あの国のジョーク番組は面白いと思うのですが……。
なお、宇宙人向けの広告放送も既に42光年先の星系に向けて送信されているとか。見る「人」(?)がいて光の速さで返答がきたらいいですね。作者(25歳だそうです)は生きているかもしれませんから。
NASAはOceaneering International社との間で、次世代宇宙服の開発について契約を結びました。当面の契約額は1.83億ドル(約197億円)で、次世代宇宙船「オリオン(Orion)」の乗員が着ることを想定しています。製造を含めた全オプションを適用すると(順調にいけば、そうなるはずなのですが)オプション分の契約額は5.6億ドル(約602億円)を超えるとみられます(5.6億ドルはオプション分である旨、追記しました)。
今回のメーカーであるOceaneering Internationalは新しいメーカーとなります。といっても、同社サイトにある紹介によれば、1964年設立なのでもうすぐ半世紀経つのですが。
一方、これまで宇宙服を供給してきたHamilton Sundstrand社(Home Pageというサイトのタイトルが最高にクールですね)にとっては痛いところでしょうか。Hamilton Sundstrand社はUTC(United Technologies Corporation)の一部ですし、他の事業も多く手がけているので企業としては大事には至らないでしょうが、レイオフはありそうな気がします。
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コメントありがとうございました。 返信が遅れてすいません。 リ... (まなにえ)
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